「はねず」

朱華(はねず)
・明るい赤


古代の色名の一つ。


色は分かっているのに、
由来となった花が不明な謎の色。


「日本書紀」「万葉集」にも登場し、
人々に親しまれていたことが分かる。

分からないところがあるものって、
すごく魅力的ですよね。


この色を見ながら
「由来の花はなんだったのかな」
と想像するのも楽しいです。


✴︎今回の絵のポイント✴︎
“透明な花”


分からないものを
分からないまま、
想像の世界を膨らませる。


その楽しさを表現しました。


【参考】
 定本和の色事典 視覚デザイン研究所

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