「ふゆうらら」

言葉

冬うらら(ふゆうらら)
・冬の穏やかに晴れている日の様子
(冬の季語)


ごきげんよう。


新年を迎えて3日が経った今、
この文章を書いています。


寒い。
とにかく寒い。


そんな時に見つけた
この言葉の第一印象は
「冬バージョン、あったんだ」


“春うらら”は
情景そのまんまの“のほほ〜ん”な
雰囲気を醸し出していますが…

『冬うらら』は
陽の暖かさの情景描写と共に
少しの“願望”が入っている気がします。


〈冬の寒さを、
穏やかに乗り越えられますように〉


“春うらら”を待ち遠しく、
恋しく思っているように
わたしは感じました。


✴︎今回の絵のポイント✴︎
“グラデーション”


冬の晴れた空って
もっと青が深いけど。


迷いのない澄み切った“青”よりも。


様々な想いが混じった淡い色の方が
この言葉には合ってる気がしました。


【参考】
エモい古語辞典 堀越英美

コメント