「はしたいろ」

半色(はしたいろ)・明るく渋い紅紫はした、とは「中途半端な色」という意味。深紫(こきむらさき)でも、浅紫(あさむらさき)でもない中間の紫です。中途半端な色、なんて、「あまり好かれてなかったのかな?」と思いきや…平安時代には貴族たちの服の色に...

「しゅいろ」

朱色(しゅいろ)・黄みがかった鮮やかな赤目が痛くなるくらい、眩しい赤。日本では古来から、朱は魔除けや神聖なものとして使われてきました。現代でも、鳥居の色や印鑑の朱肉で、真っ先にイメージするのは朱色ですよね。こんなに長い間、変わらず使われてい...

「げっぱく」

月白(げっぱく)・薄い青みがかった白月の光を思わせる優しく淡い色。ひとりぼっちの夜でも、「ここにいるよ」と寄り添ってくれる。そんな温かさを感じられる、ちょっと不思議な色です。この色とは別に、同系統の色で「白磁」があります。透明感のある美人を...